当院の診療科を紹介します。
リウマチ・膠原病内科は2017年度までは非常勤医師1名で外来診療を中心に行ってきましたが、2018年度からは常勤1名、非常勤1名の体制となり、2020年度から常勤2名、非常勤1名の体制へ増員となっています。
外来実患者数は2017年度405名から2022年度1257名に増加しました。うち502名が関節リウマチですが、全身性エリテマトーデス(37名)、シェーグレン症候群(32名)、強皮症(28名)、皮膚筋炎・多発性筋炎(13名)、混合性結合組織病(11名)、顕微鏡的多発血管炎(30名)、巨細胞性動脈炎・高安動脈炎(10名)、好酸球性多発血管炎性肉芽腫症(6名)、多発血管炎性肉芽腫症(3名)、ベーチェット病(8名)、IgG4関連疾患(4名)などの膠原病関連疾患を幅広く診ています。
検査体制としては2019年度後半から関節エコーが超音波検査室で実施可能となり、外来ブースにも同時期から関節エコー専用超音波装置を設置し、より迅速かつ正確な病状評価ができる体制を整えました(初診当日に実施可能です)。2018年度末にリウマチ財団認定看護師1名が加わり、きめ細やかな説明・指導の下に生物学的製剤の自己注射導入が進みました。患者さんの症状を緩和することはもちろんですが、近年のリウマチ診療は新薬の登場により高額となっているため、従来型抗リウマチ薬の併用療法や安価なバイオシミラー(生物製剤の後発品)の導入、関節炎増悪時にはステロイド関節内注射を短期的に実施することで、経済的な負担を抑えつつ症状を速やかに改善する診療を心がけております。地域のリウマチ・膠原病診療のニーズに応えるべく大学病院との連携を密にしながら今後も診療体制のより一層の充実を図って参りますので是非ともお気軽にご相談下さい。
西南通信97号(令和03年7月31日発行)で当診療科が特集されました。病気や治療に関する内容や、スタッフの取り組みなどが掲載されています。
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | ||||||
午前 | 午後 | 午前 | 午後 | 午前 | 午後 | 午前 | 午後 | 午前 | 午後 | 午前 | |
江辺 | 〇 | 〇 | 予約 | ||||||||
植松 | 予約 | ||||||||||
黒田 | 〇 | 〇 | 予約 | ||||||||
柴崎 | 〇 |