当院の診療科を紹介します。
当院では、救命救急センターにおいて、全診療科が協力し合って救急診療を行っています。
救急科は、急病や外傷のうち一般診療科では対応しきれない特殊な病態の患者さんを診療対象としています。例えば、多発外傷・急性中毒(薬物中毒・食中毒・刺咬創)・重症熱傷(広範囲熱傷・気道損傷・化学熱傷・電撃傷)・環境障害(熱中症・低体温症)・特殊感染症(破傷風・ガス壊疽)・病態不明の重症疾患・等は、既存の診療各科のみで対応できないので、ときに救急科が多数の診療科が連携する調整役となり・ときに救急科が診療の中心となり、複雑な病態の患者さんに対応します。
また、消防本部の救急車と連携しドクターカー(ラピッドカー)で現場医療や病院前医療を提供したり、消防本部の救急車が行う病院前救護を支援したり、茨城県ドクターヘリと連携し航空医療に協力したりしています。
災害発生時には、災害拠点病院として被災患者さんを受け入れる中心となり、また、DMAT (Disaster Medical Assistance Team: 災害派遣医療チーム)や医療救護班として被災地に出動して災害医療を提供します。