当院の付属施設に関する情報を紹介します。
認可された救命救急センターとして、地域救急医療の最後の砦として、あらゆる救急患者さんに対応しています。救急医療では初療(最初の治療)が運命を決します。突然の急病、脳卒中や心筋梗塞ばかりでなく、交通事故や作業中の事故などによる外傷、広範囲熱傷(大きなやけど)、急性中毒など生命の危機に直面した重傷患者さんを各科専門医の完全なバックアップ体制により、24時間365日受け入れています。また、救急外来(ER)では、すべての救急車はもとより、診療時間外に来院された急病・怪我などの救急患者さんに24時間対応しています。
2021年1月~2021年12月
受入救急車搬送人員 | 3,438人 |
応需率 | 76.3% |
平日の時間内(8:30~17:00)に救急外来を受診する場合は、正面受付にてお声かけください。時間外受診に関するご案内は下記をご覧ください。
来院の前に、必ずお電話にてお問い合わせ下さい。救急患者さんの対応により、軽症の患者さんにはお待ちいただくことがあります。また、診察の結果、軽症と判断された場合は診察料の他に選定療養費として5,500円をお支払いただきます。なお、小児輪番で小児科を受診する患者さんは対象外となります。詳細につきましては下記の時間外選定療養費の徴収にてご確認下さい。
当院は、二次救急医療機関及び三次救命救急センターとして、入院を必要とする診療を24時間体制で行っています。しかし、時間外・休日の救急外来では、緊急性の低い患者さんが多数受診しているため、本来の目的である重症の方への対応に支障をきたしております。このような状況を改善するため、時間外選定療養費の徴収を実施しています。
救急や夜間における小児救急患者さんに対応するため、当院を含む県西地域の4病院が輪番(交替)制で救急医療を行っています。
※対象となる症状は、内科治療です。交通事故やけが等の外傷の場合は、小児救急対象とはなりません
詳細については小児輪番表のページにてご確認ください。
2019年11月よりドクターカーの運用を開始しました。ドクターカーとは、医師・看護師等の医療スタッフが救急現場に向かうための緊急自動車です。運用方法は、救急現場において病院への搬送よりも現場での医師による処置が必要と判断された際に、消防からの要請で急行し、現場もしくは経路上で救急隊と連携しながら初期医療を行うというものです。いち早く初期医療を開始することで傷病者の病態悪化の防止と救命率の向上を目指します。
古河市、坂東市、八千代町、五霞町、境町
119番通報時点で消防指令室が重症と判断した場合に出動要請が出されます。
※一般の方からは直接要請できません。
当院のドクターカーは「ラピッド・レスポンス・カータイプ(乗用車型AWD)を採用しており、赤色回転灯を点灯し、サイレンを鳴らしながら緊急走行をして救急現場へと向かいます。