付属施設

当院の付属施設を紹介します。

attached facilities

患者サポートセンター

患者サポートセンター

入院や手術は患者さんにとって大きな出来事であり、痛みや不安を伴います。そういった苦痛を少しでも和らげ、患者さんが満足できる入院治療を受けて頂けるよう、当院では患者サポートセンターを開設しています。
外来で入院、手術が決まった患者さんを患者サポートセンターで診察し、患者さんの抱える問題に対して様々な専門職がチームとなって対応します。医師、看護師、事務員、薬剤師が常駐しており、必要に応じてリハビリスタッフや管理栄養士、ソーシャルワーカーなどの専門職がセンターに集まります。
例えば糖尿病の患者さんは、手術後に感染症を起こしやすく、傷の治りが遅れる場合があります。喫煙者は術後に肺炎になる件があり、脳梗塞や心筋梗塞の発症リスクが高い事が知られています。こういった患者さんの抱えるリスクを小から大まで階層化して、糖尿病の患者さんであれば、栄養管理による血糖値のコントロールを行い、喫煙者であれば禁煙指導をするなど事前最適化をし、その情報を主治医と共有することで、患者さんに最適な医療を提供する事が期待できます。
この他、患者さんの期待する医療を把握し、主治医と目標を共有することで、患者さんにとって最善の結果を出せるよう取り組んでいます。


患者サポートセンターのかかわり

  1. 外来:
    主治医の診察を受け、今後の治療方針を決めていきます。
  2. 外来:
    クラークが患者サポートセンターの予約を取ります。
  3. 薬剤部:
    他の疾病でお薬を服用している場合は、お薬を調査します。
  4. 麻酔科:
    麻酔科にて術前評価を行い、主治医と情報共有します。
  5. 患者サポートセンター:
    問題等があれば必要に応じて専門職が介入します。
全ての過程で得られた情報は電子カルテに保存され、主治医と患者サポートセンターで共有します。

他職種で患者さん一人ひとりをサポートします

  • 薬剤師:
    休薬指導を行い、アレルギー情報等をまとめます。
  • リハビリスタッフ:
    嚥下、呼吸療法、フレイル評価を行います。
  • 管理栄養士:
    糖尿病食、栄養指導を行います。
  • 認定看護師、言語聴覚士:
    口腔ケアの指導を行います。
  • 看護師:
    認知機能評価を行います。
  • ソーシャルワーカー:
    退院支援、調整を行います。