妊娠・分娩
茨城県地域周産期母子医療センターとして県西部の中核施設である当科は、多くの周辺医院や病院からリスクの高い患者さんをお受けしています。もちろんリスクのない通常妊婦さんも紹介状の有無や予約分娩数の制限を設けずに幅広くお受けしております(ただし陣痛がきてからの初診はやめてください)。現在は古河市、境町、坂東市、五霞町、八千代町や下妻市などの茨城県内、幸手市や杉戸町などの埼玉県、野田市などの千葉県と近隣にお住まいの患者さんが多く来院されています。
また、圏央道境古河インターを降りて3分程度の当院は、つくば市や常総市、久喜市周辺の方々にも十分通院していただける距離かと思います。
当科の分娩は周産期センターとしてはかなり低い20%前後の帝王切開率、会陰切開をできるだけ行わない、そして何よりも大切な「安全に母児とも経過・退院していただきたい」というポリシーで貫かれています。新生児集中治療室を持つ小児科のバックアップで、急に赤ちゃんに生じた問題にも迅速に対応できます。
新病棟が完成し新しくなったフロアには大部屋4、個室7、特別個室1、分娩室3を備え、分娩産褥期間を快適に過ごしていただけるよう配慮しております。個室は、上のお子様の個室内での面会も可能です(大部屋は他患者さんの環境に配慮し小学生以下のお子様の面会はご遠慮いただいています。デイルームをご利用下さい)。

個室

特別室

デイルーム
患者満足度調査アンケート
分娩料金
分娩料金は平日日勤帯での分娩・通常4日間の産褥入院が約50万円になっております。
差額個室料金は以下の通りです。
- 個室料金:¥4000 /日
- 特別個室料金:¥8000 /日
マタニティビクスについて
適度な運動で体重増加をセーブして安産を目指しましょう。運動が苦手な方でも専属のマタニティビクスインストラクターがサポートするのでご安心下さい。皆様のご参加をお待ちしています。

- 対象:
当院に受診している妊娠15週以降の妊婦さんで切迫早産や高血圧腎症などの合併症が無い方(妊婦健診時に医師の許可をもらってください)
- 日時:
毎月第1、第3土曜日 11時~13時(外来窓口で予約を取ってください)
- 持ち物:
運動靴、汗拭きタオル、飲み物、母子手帳
- 費用:
1回500円
- 場所:
当院2階講堂
お祝いランチ・ディナーについて
入院中に2度、お産後のお祝い膳として特別なお食事をご用意いたします。赤ちゃんはスタッフがお預かりしますので、ごゆっくりお楽しみ下さい。 なお、外部のレストランに委託しているため、アレルギー対応が出来ませんので、アレルギーのある方への提供は控えさせていただきます。
ランチ

ディナー


診療実績について
この科の診療実績については診療情報内の診療実績にて公開しています。
外来妊婦健診
平日(月)~(金):AM 9:00 ~ 12:00
(木):PM 2:00 ~ 4:00
料金:¥5000 /回(各市町村補助券を使用できます)
胎児エコーの写真や動画の撮影サービスは無料でさせていただいています(機器の不具合で撮影できなかった場合はご容赦下さい)。助産師主導の母乳外来も充実しております。妊娠中や産褥の授乳に関するお悩みをぜひご相談下さい。
産後ケア
産後ケアでは、出産後の心身の回復や育児や授乳に不安があるママを助産師が24時間サポートさせていただきます。授乳や育児相談、休息などママのご希望に沿ったサポートを行います。
- 対象:
生後4か月までのママと赤ちゃん(出産施設は問いません)です。
- 料金:
境町、古河市、坂東市、五霞町に在住の方は助成があります(自己負担額 5000円前後)。その他市町村に在住の方は各市町村へお問合わせ下さい。
- サポート内容:
原則1泊入院となります(10時~翌朝10時)。授乳・育児・沐浴指導、休息、育児・授乳相談のお手伝いなどママの希望に沿った指導を行います。
- 予約方法:
各市町村を通しての予約になります。日にちなどの確認は当院よりご連絡いたします。
※産後ケアで使用していただくお部屋は個室ですがベッドの空き状況によってはご希望の日程に添えない場合がございます
ぜひお気軽にお問合せ下さい。
茨城西南医療センター病院 G2階 産婦人科病棟
TEL:0280-87-6338(病棟直通)
婦人科領域
当科では以前より子宮癌検診の重要性を認識し、積極的に癌検診を勧めています。万が一検診結果に問題があれば一人一人の患者さんについて進行度や、治療方針についてご説明し治療していきます。残念ながら進行した癌で高度な治療が必要な場合は大学病院などへのご紹介も行っております。また卵巣嚢腫や子宮筋腫、子宮内膜症といった良性疾患は外来薬物治療から手術まで患者さんのご意向に沿った治療を行っています。一般的な開腹手術の入院期間は約8日間、腹腔鏡では約4日間程度とできるだけ早期退院を目指しています。全て吸収糸で縫合し、抜糸はありません。
なお当科では周産期センターの性格上、人工妊娠中絶および夜間緊急避妊のためのアフターピルはお受けしておりません。
不妊症
一般的な不妊検査の後、問題点を明らかにしてから治療スケジュールを患者さんとともに考えます。検査もなく処方を開始することはありません。当科ではゴナドトロピン療法(hMG-hCG療法)や人工授精(AIH)、さらに子宮筋腫や子宮内膜症の手術までは行いますが、IVF-ETやICSIなどの補助生殖医療(ART)は他機関にご紹介させていただいています。
受付時間
午前:07:00~11:00 ※診療開始は9時からとなります
午後:予約患者さんのみ
※土曜日の診療は第1、第3のみとなります
診療表
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月 |
火 |
水 |
木 |
金 |
土 |
午前 |
午後 |
午前 |
午後 |
午前 |
午後 |
午前 |
午後 |
午前 |
午後 |
午前 |
染谷 |
〇 |
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▲ |
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〇 |
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小島 |
▲ |
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〇 |
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野口 |
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予約 |
〇 |
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▲ |
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小菅 |
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▲ |
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〇 |
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〇 |
鈴木 |
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〇 |
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▲ |
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〇 |
細川 |
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▲ |
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※▲は妊婦健診です