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先輩の声

最高の成長曲線を描け

前田 智早

初期研修医 J2
平成28年 慶應義塾大学 医学部 卒業 / 神奈川県出身

経験値の独り占めを求めて

「確かに症例数は多いけれど、正直、想定以上でした」

そう語るのは前田智早。2年目の初期研修医だ。
慶應義塾大学出身の前田に初期研修先として茨城西南医療センター病院を勧めてくれたのは、境町出身の父。実際に見学に来てみたところ、地方の3次救急病院で、しかも研修医が少ないことを知り、「これは経験値を独り占めできるぞ」と大いに喜んだ。

ところが実際に研修が始まったら、その思いを遙かに上回る症例の嵐だったのである。その嵐に、前田は翻弄される。

「心肺停止で運び込まれた患者様も私が診ないといけない。教科書通りにはいかない現実もたくさんあります。そんな中、一人で判断を下さなければならないことで、私は腹をくくりました。心肺停止の患者様が回復して無事に帰っていく姿を見て、“人間ってちゃんと治るもんだなあ”と感心したり」
前田はこの環境の中でもまれた。

自分ではまだまだだと思ってはいても、先輩医師などは「ずいぶん成長したな」「頼もしくなった」と前田を評してくれるようになったそうだ。

とはいえ、きつかったのはそうした周囲の視線である。特にコメディカルに「医者ならそれぐらい知ってるでしょ」「こんなことも知らないなんて、まずいよ」という言葉、態度をぶつけられたのには、堪えたそうだ。

「1年目は右も左もわからなくて当然なんです。でもここは研修医が少ないから“医者は医者”と見られ、頼りにされる。その空気は、もっと自分を鍛えなければと、背中を押してくれました」

初期研修2年目の今、前田はまだ専門領域を決めかねている。だが、目指す医師像については明確だ。それは患者ととことん向き合う医師になること。そんな理想とする先輩医師にもここで巡り会うことができ、「それは嬉しい想定外でした」と前田は笑う。

期待して欲しいこと
3次救急病院ならではの重篤な患者様を数多く診ることができます。
期待しないで欲しいこと
現実は、教科書通りにいかないもの。腰が引けては、難しくて厳しい現実に学べません。
あらかじめ用意された課題は期待しないでください。
応募を考えている方へのメッセージ
自分から一歩前に出て、ガツガツと症例にぶつかっていってください。