院長挨拶

院長挨拶

院長 亀崎高夫
亀崎院長

 当院はJA茨城厚生連6病院の中の1つであります。開設の歴史は古く、昭和21年3月でありました。なんと、第1回目の医師国家試験が行われたのがこの年でありました。当初は組合病院としてスタートしましたが、その2年後の昭和23年8月に茨城県厚生連に移管され、猿島協同病院となりました。昭和の時代の紆余曲折を経て、平成3年3月に総合病院の認可を受け、総合猿島協同病院と名称を変更いたしました。この時期より病院としての体裁を成してきましたが、更なる発展を期し平成6年6月に現在の名称である「茨城西南医療センター病院」と変更し、現在に至っております。
 私は平成4年に当院に赴任しましたが、その当時の古河坂東医療圏の医療提供体制は非常に厳しいものでありました。特に救急医療に関しては、遠くはつくば市や土浦市あるいは県外に依存しているという状況でした。病院を存続発展させることと地域に貢献すること、という目的のためには、救急医療を率先するという信念の下、救急診療体制の充実をはかり、平成12年4月には救命救急センターを開設いたしました。現在では古河坂東医療圏のみならず、県外からも多くの救急患者を受け入れております。当地域は茨城県の西南の端にありまして、東京都と神奈川県を除いた関東4県と接しており、県境を越えた医療圏での救命救急センターとして、認可されました。特に近接している、埼玉県、千葉県、そして当県は人口10万人当たりの医師の数は全国ワースト3の常連です。こうした中、救急診療に加えて、癌診療、小児および周産期医療の中心として、必ずしも充分でない医療資源の中で奮闘しているという、現状です。
 さて、既に現実のものとなっております超高齢、人口減社会において、今後の医療を取り巻く環境はどのようになっていくのでしょうか。非常に悩ましく思っているところであります。しかしながら、我々の目指すべきところは、地域の中でなくてはならない病院であり続けること、です。そのためには、時代の変化に柔軟に対応し、「和」をモットーに皆で力を合わせて病院を運営していきたいと考えております。