救命救急センター

救命救急センター

 認可された救命救急センターとして、地域救急医療の最後の砦として、あらゆる救急患者さんに対応しています。救急医療では初療(最初の治療)が運命を決します。突然の急病、脳卒中や心筋梗塞ばかりでなく、交通事故や作業中の事故などによる外傷、広範囲熱傷(大きなやけど)、急性中毒など生命の危機に直面した重傷患者さんを各科専門医の完全なバックアップ体制により、24時間365日受け入れています。また、救急外来(ER)では、すべての救急車はもとより、診療時間外に来院された急病・怪我などの救急患者さんに24時間対応しています。

救急外来の受診

 平日の時間内(8:30〜17:00)に救急外来を受診する場合は、正面受付にてお声かけください。時間外受診に関するご案内は下記をご覧ください。
 

時間外の受診について

 来院の前に、必ずお電話にてお問い合わせ下さい。救急患者さんの対応により、軽症の患者さんにはお待ちいただくことがあります。また、診察の結果、軽症と判断された場合は診察料の他に選定療養費として5,400円をお支払いただきます。なお、小児輪番で小児科を受診する患者さんは対象外となります。詳細につきましては下記の時間外選定療養費の徴収にてご確認下さい。

時間外選定療養費の徴収

 当院は、二次救急医療機関及び三次救命救急センターとして、入院を必要とする診療を24時間体制で行っています。しかし、時間外・休日の救急外来では、緊急性の低い患者さんが多数受診しているため、本来の目的である重症の方への対応に支障をきたしております。このような状況を改善するため、時間外選定療養費の徴収を実施しています。

選定開始日

平成27年4月1日より

徴収金額

5,400円(税込)

徴収対象時間

平日 17:00〜翌日08:30
第1・3土曜日 12:30以降
※第2・4・5土曜、日曜、祝日、年末年始については終日となります

徴収対象外となる事例

受診後そのまま入院する場合、もしくは翌日に専門外来を再受診して入院となった場合
当院で当日受診があり、症状増悪によって時間外に再受診する場合
他院から救急外来への紹介受診で、紹介状記載日に受診した場合
当院医師より注射・処置等のため救急外来を受診するように指示された場合
小児輪番制度の時間帯に受診された場合
※時間外選定療養費は、厚生労働省から認められている制度です

小児輪番

小児輪番制度について

 救急や夜間における小児救急患者さんに対応するため、当院を含む県西地域の3病院が輪番(交替)制で救急医療を行っています。

実施病院

当院(境町) Tel:0280-87-8111
友愛記念病院(古河市) Tel:0280-97-3000
古河赤十字病院(古河市) Tel:0280-23-7111

診療時間について

月・火・水・木・土曜日 午後6時〜午後11時
日曜日・祝日 午前9時〜午後4時

年末年始(29日〜3日) 午前9時〜午後4時

その他

緊急の場合以外は、通常の診療時間内に医療機関で診察を受けて下さい。
被保険証を必ず持参して下さい。
交通事故や怪我等の外傷は小児救急対象とはなりません。

小児輪番表(8月)

1 2 3 4 5
西 西 西 西
6 7 8 9 10 11 12
西 西 西 西 西
13 14 15 16 17 18 19
西 西 西 西 西
20 21 22 23 24 25 26
西 西 西 西 西
27 28 29 30 31
西 西 西 西 西

西…当院
友…友愛記念病院
赤…古河赤十字病院

急きょ変更となる場合もございますので、受診前に必ずお電話にてご確認下さい。

実施時間外の受診について

筑波メディカルセンター病院(つくば市)で対応しています。

DMAT

 DMATとは、大地震及び航空機、列車事故といった災害時に被災地に迅速に駆けつけ、救急治療を行うために厚生労働省の認めた専門的な訓練を受けた医療チームの事です。1チームは基本的に医師1名、看護師3名、事務員1名で構成されています。

福島県SCU活動 2011年03月21日
日立港病院現地調査 2011年03月18日
東海村避難所現地調査 2011年03月15日
病院支援(宮古病院)及び現場活動 2011年03月14日〜18日
病院支援(水戸協同病院) 2011年03月11日〜12日
坂東MC災害医療訓練 2010年11月15日
第31回9都県市合同防災訓練 2010年09月01日
茨城県北茨城市総合防災訓練 2010年08月29日
広域医療搬送実働訓練 2009年09月01日
茨城県下妻市総合防災訓練 2009年08月28日
茨城DMAT研修 2009年02月11日
取手市消防合同訓練 2008年07月31日
統括DMAT研修 2008年06月25日〜26日
NBC災害・テロ対策研修 2008年06月02日〜04日
広域災害救急医療情報システム入力訓練 2008年01月16日
広域医療搬送実地研修 2007年12月10日
茨城県竜ヶ崎市総合防災訓練 2007年09月01日
日本DMAT隊員養成研修 2007年04月08日〜11日
広域医療搬送実地研修 2007年03月06日
災害医療対策研修会 2007年02月26日
広域災害救急医療情報システム入力訓練 2007年02月07日
DMAT連絡会議 2007年01月19日
日本DMAT隊員養成研修 2006年11月12日〜15日
災害派遣医療チーム研修 2006年02月20日〜22日

ER受診患者数

救急外来受診患者数グラフ

 当救命救急センターの救急外来を受診する患者数は2009年をピークに減少傾向であるが、内科、整形外科、脳神経外科、外科、産婦人科にはそれほど大きな変化は認められない。しかし小児科が減少傾向で、これに伴うER受診患者全体の推移が減少傾向である。これは小児科の輪番制が施行されたためと思われる。

救急車搬送車数

救急車搬送車数グラフ

本院の救急車搬送は茨城西南地域からの搬送が主であり、本院の地理的状況から県外からの搬送も多く認められる。しかし県外からの搬送が2011年からは減少傾向であり、近隣の病院が二次対応の患者を中心に受け入れ状況が良いためと思われる。後で述べるが三次救急の受け入れが増加傾向であり、本院が救命救急センターであることより近隣病院との役割分担ができつつあるのではないかと思われる。

救急患者の年齢分布(〜進む高齢化〜)

救急患者の高齢化は以前から指摘されているが、救急医療において重要な課題になっている。入院してある程度、回復しても自宅退院が困難で他病院や施設に転院せざるを得なくその結果、在院日数の増加にもつながっている。以前にも増して病院同士の連携が必要で地域連携が密に行われなければならない。ER受診患者における高齢者の割合が2000年度には12%に過ぎなかったが、2010年度には16.4%と増加傾向を示している。また、2013年度には21.6%と更に増加傾向で2014年度には24.9%、2015年度には26.3%も増加している。今後も更なる増加が予想され、救急病院にとっても更なる負担になることも想像できるため早急な対応が望まれる状況である。

三次救急の受け入れ状況

救急搬送患者の減少が認められているが、逆に三次救急患者の推移は増加傾向である。このことは先程、述べたように近隣の病院が比較的軽症な患者を積極的に収容し、本院が救命救急センターの性質上、重症患者を積極的に受け入れている状況を反映しているものと思われる。近隣の二次病院との連携を図り、この地域特有の茨城、栃木、群馬、千葉と4県にまたがるメディカルコントロールにて地域の救急医療が更に一層発展していくのではないかと思われる。2015年度のICU・CCUに入室した救急患者の内訳で、本院の特徴としては全搬送患者のうち外傷の占める件数が比較的多いことだと思われる。